もし　アラスカでのC-17Aの事故が横田基地でおきたら・・・　　　　

２０１０年７月２８日、アラスカ州アンカレッジ郊外のエルメンドルフ・リチャードソン統合基地で起きた

C-17A大型輸送機の墜落事故。週末の航空祭の訓練のため、南北の滑走路を北に向かい、

離陸した直後、滑走路の中心から約３kmほどの地点に墜落、大破し、４人の乗員全員が死亡しました。

墜落した機体 C-17A (AK 00-0173) は半年前（１月１８日）に横田基地にも来ていました。

下は、同基地での墜落事故の概要図です。当時の米国のウェブニュースを参考に作図しました。

エルメンドルフ空軍基地はリチャードソン陸軍基地と統合した基地で、広大な森林の中にあり、

滑走路や軍の施設以外は図の緑で示したように森林となっています。

しかし、横田基地の周辺は住宅密集地で、下図のように、小中学校、高校など学校も

たくさんあります。横田基地でアラスカと同様な事故が起きれば、大惨事は必至です。